1953年(昭和28年)のこの日、吉田茂首相が衆議院予算委員会で、右派社会党西村栄一議員の質問に対し興奮のあまり、「バカヤロー」と発言しました。「バカヤロー」と書くと大声を出したような印象を与えますが、映像資料で見れば分かるように、吉田茂首相は非常に小さな声で席に着きつつ「ばかやろう」とつぶやいたのみで、それを偶然マイクが拾った為に騒ぎが大きくなったというのが実態です。これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日に衆議院が解散しました。