赤帽とは?
赤帽は中小企業等協同組合法に規定されている「事業協同組合」です。
貨物軽自動車運送事業者である赤帽組合員が集まって組織化されたものです。
全国各都道府県に44の協同組合が存在し、約180ヵ所の組合本部、支部、営業所等の拠点があります。
故松石俊男初代会長が、鉄道の赤帽の働く姿に感銘して、自分の興した運送業にその名称をつけたとのことです。
小さな赤帽車が持つ大きな信頼
赤帽は荷物を運ぶのではなく、荷物を心というひとつのパッケージで包み込み、目に見えないところから、手に触れるところまで、「荷主さんの心を運ぶ赤帽車」をモットーに、活動しております。
この赤帽精神の原点は故松石俊男初代会長の貴重な経験から生まれています。年老いた老婆が荷物を持っているために、何台ものタクシーに乗車拒否されている場面に出会い、「多くの人達がこのように困っているはずだ。何とかしてこの人達の手助けをしたい」と思う赤帽創始の心。そして駅の赤帽さんのお客さんを第一にした心。
赤帽の概要
- 昭和50年5月
- 東京都練馬区平和台に事務所を開設。「庶民の庶民による庶民のための運送業」を目標に、当時既存の運送業者に敬遠されていた荷物を対象として、故松石俊男初代会長を中心に数人で発足。
- 昭和51年7月
- 東京陸運局より協同組合として認可。名称:赤帽軽自動車運送協同組合
- 昭和53年8月
- 各都道府県単位の赤帽協同組合の上部団体組織として、法人格の全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会創立。運輸大臣より認可。「運輸省認可自総230号」
- 昭和54年4月
- 全国にブロック制を敷き、荷物の共同受注により、物流の円滑化を図る。
- 昭和62年4月
- 組合員数10,000名を突破。車輌台数13,000台
- 昭和62年6月
- 第2代連合会会長に堀籠孝志が就任
- 平成2年6月
- 赤帽運賃料金の改定を実施
- 平成2年7月
- 組合員数15,000名を突破。車輌台数19,000台
- 平成4年9月
- 商法改正に伴い、9種類のサービスマークを特許庁に登録申請
- 平成12年11月
- 社団法人日本フランチャイズチェーン協会に加盟
- 平成13年3月
- 赤帽松本運送、赤帽軽自動車運送協同組合に加入
- 平成15年10月
- 連合会営業本部を分離独立し、赤帽物流株式会社を設立
- 平成16年2月
- 第3代連合会会長に小林則夫が就任
- 平成19年6月
- 赤帽運賃料金の改定を実施
- 平成22年8月
- 東京都台東区浅草橋に連合会本部を移転
- 平成23年3月
- 赤帽松本運送、設立10周年
- 平成27年4月
- 赤帽運賃料金の改定を実施
- 平成28年3月
- 赤帽松本運送、設立15周年
- 平成28年6月
- 赤帽のキャラクター「あかぼうくん」のデザイン変更