1872年(明治5年)のこの日、東京府が女子の断髪禁止令を公布しました。前年の8月9日に散髪・脱刀勝手たるべしとの「散髪脱刀令」が出され、男性はそれまでの「丁髷(ちょんまげ)」から「ざんぎり頭」とするのを奨励されました。しかし、慣れ親しんだチョンマゲを切ることができない男性が多くいた一方で、女性は好んで散髪するようになっていました。