1958年(昭和33年)、南極観測の第2次越冬隊は厚い氷に行く手を阻まれ観測を断念しました。1次越冬隊員は救助されたものの、15頭の樺太犬は南極に取り残されました。 1959年(昭和34年)1月14日、南極観測船「宗谷」が昭和基地に着いたとき、前年に置き去りにしたカラフト犬のうち、タロとジロの2頭が生きていたのを発見。生きることへの希望と愛することの大切さを忘れないために「愛と希望と勇気の日」または「タロ、ジロの日」と制定されました。
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